近隣住民との付き合い方

近隣住民との付き合い方

引越ししたら向こう三軒両隣の近隣住民に挨拶をするというのが昔の常識でしたが、昨今は少々事情が異なるようです。
というのも単身向けの賃貸アパートでは通勤や通学で在宅する時間も短く、近所付き合いそのものが希薄になりがちだからです。
まして、今の時代は安全面を考慮し、なるべく女性の一人暮らしであることを周囲に悟られないように生活する風潮があります。
そのため引越しても粗品を持参して挨拶まわりをすることが減少しています。
ただし、家族世帯向けの賃貸アパートなら、子どもの声や足音が響いたりすることもあります。
同じような家族構成の世帯ならお互い様ではありますが、事前にひと言「ご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、よろしくお願いします」と最初に挨拶をしておけば、その後の付き合いがスムーズになるのではないでしょうか。
また、子どもが同年齢なら幼稚園や保育園、小学校などで付き合いが継続していくこともあるものです。
最初の挨拶は重要と言えるでしょう。

賃貸住宅ではペットの鳴き声がトラブルの火種になることも

最近は、癒やしのためにペットを飼う人が増えています。
TwitterなどのSNSでも常に我が家のペットの画像をアップする人が多く、そんな写真を見るたびに自分もペットがほしいと思う人もいるでしょう。
引越し先の賃貸住宅がペット可物件なら、安心してペットを飼うことができます。
賃貸の戸建でなくマンションでもペット可の物件はたくさんあります。
ペット可物件に住んでいれば、ある程度は鳴き声で迷惑をかけることになってもお互い様と言えますが、それでも犬と猫とでは事情が異なります。
我が家の犬の鳴き声は可愛いと思えても、よその家の犬の鳴き声は耳障りに感じる人も中にはいます。
なるべく無駄吠えさせないように気をつける必要があります。
また、散歩に出かけるときなど、住民に出会ったら必ずにこやかに挨拶するなどして、良好な関係を築く努力をしましょう。
住んでいる人たちの人間関係さえ良ければ、そうそうトラブルに発展することはないはずです。